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身体の歪みについてのちょっと深い話

私は、 50歳前に自身のO脚を改善し、ムズムズ脚も解消しました!

原因不明の“体のゆがみ”や痛みの改善は、正しい構造認識で!!

tg0010009477.jpg実は、腰痛や肩凝り・五十肩、膝の痛み、そして、“体のゆがみ”の原因はわからず、その説明、治療法は曖昧です。それは、“体のゆがみ”や運動器系の快・不快の感覚が起こる構造・機能の見識の欠落していることが考えられます。

医学、医療では無関心ですが、「人体の構成」をする運動器系・内臓系・脈管系・神経系・感覚系の周囲・間隙には、それらを支持する一連の“水”と“コラーゲン”が主体の「神経終末が密に分布」する“もう一つの系統”(仮称)「支持身体感覚系」(2009年 第1回線維筋痛症学会で発表)があります。

筋や骨格を包む筋膜などの「支持身体感覚系」の《膜》構造Fasciaは、可動性のある骨格系の骨間隙の可動域を制限して、直立二足歩行をする“動く構造体”を形成して体を支える(2007年 第52回日本解剖学会近畿支部学術集会で発表)ので発達し、体を縮めた姿勢や動作の癖が“体のゆがみ”として現われ、柔軟性が損なわれると不快なムズムズ感や凝り感、痛みが現れます。

私のO脚の挑戦は、神経終末が密に分布する筋膜などの歪んだ《膜》構造を無理やりに伸展して改善したので大変でしたが、ムズムズ脚が解消し、頻発した足首の捻挫も起こらず、心地よい身体感覚を意識するようになりました。

「体の形・状態は変わる」のです すると、従来の難病も治ります!!!

系統・器官を支持し維持する“もう一つの系統”支持身体感覚系とは?

人体を構成する運動器系・内臓系・脈管系・神経系・感覚系の周囲・間隙にある「神経終末が密に分布」する細胞が極めて少ない“もう一つの系統”の「支持身体感覚系」は、断片的な見識しかなく接着や緩衝の受動的な機能をあげて、医学、医療の診療の対象になっていません。

しかし、細胞マトリックス(:細胞間質)の研究報告による細胞の分裂・増殖、分化の関与は“系統・器官”の新生・再生が考えられ、“系統”や体の支持や維持のほか、身体感覚の感受、脈管外通液路での免疫作用など、機能は多能です。

“系統・器官”は唐突にあるのではなく、地球上に生命体が現れた38億年前の「古代の海」、6億年前の大氷河期の解氷後に現れた細胞を接着し細胞群を制御する「コラーゲンを分泌する細胞の出現」に由来する、“もう一つの系統”「支持身体感覚系」により育まれ、支持し維持(Yoshioka説されています。“系統”だけの不見識で生じた不明が解るのは、「これが真実だ」と考えられます。

“筋膜療法/Fa-ther手段も方針も簡単で不健康の改善に役立ちます

af9980015323.jpg体や“系統・器官”を支持する「支持身体感覚系」は細胞の分泌物と水が主体で、関節周囲の“炎症”とも説明される五十肩や膝の痛みなどは、細胞が主体の病理学の“炎症”像とは、まったく、異質です。体を支える骨格系と「支持身体感覚系」で形成される“骨組み”は、常時の重力のストレス、不意の大きな負荷にも耐えるタフでラフな存在ですが、機能する状態保持のために神経終末が密に分布して感受性が高く、その快感・不快感のある身体感覚は伸びやかな直立二足歩行を行うための自己管理が求められていますYoshioka説)

一般的に体の伸びやかな人の「支持身体感覚系」は柔軟ですが、体を緩めて縮めると塑性変形して柔軟性が損なわれ、筋が退化し、四肢の運動量が減って元気が失われて、自力での改善は困難になります。その不健康を抜け出す手段は、まず、四肢を本来の状態に改善し、よく伸ばしきって動かすことで元気を取り戻し、伸びやかな体に変身することで快感のある身体感覚が生まれます。日常的に、一挙手一投足を丁寧に伸ばしきって行うことが、腰を伸ばし、脳の働きを高め、“健康・美容・アンチエイジング”な体をつくります。

徒手療法の施術対象は、日本でも筋膜などのFasciaに!!!

近年の解剖学書は、医療の施療の対象が“系統・器官”のみになり、“系統・器官”の周囲や間隙(:支持身体感覚系)の記述は省略されています。しかし、整 体術を受療していた生化学者からロルフィング、理学療法士、作業療法士から筋膜のリリース、マニュピレーションなどが生まれ、その訳本が大型書店の徒手療 法のコーナーを席巻し、私が独自に行き着いて10年余り前に著した2冊の“筋膜療法/Fa(scia)-ther(apy)”は脇に追いやられています。 基本は共通していますが接近の視点が異なり、具体的な臨床的記述は少なく、医療の部分の委託か、独立して施療のすべてを行うのかの立場の違いを感じます。 私の“筋膜療法/Fa-ther”は、直接的で人体を全体的にとらえ、手段も方針も簡単!単純!です。

 “筋膜療法/Fa-ther”の臨床例

○    脊柱側弯症やO脚・むずむず脚症候群は、ご本人の努力次第で数回でも別人のように清々しく変身、治癒します。

「立ち方」「歩き方」を変えないと治癒しません。脊柱側弯症の女性(33歳)は、早期に持病の頭痛、肩コリが解消しました。

○    線維筋痛症は、ご本人の体を動かし伸ばす努力とともに、当初は毎日、四肢 を伸ばし動かして本来の状態に導く施術が必要であり、“筋膜療法/Fa-ther”の方法・方針は簡単なので、ご家族などの協力者があればお教えします。

○ 顔が黒く、お腹が大きくて足が細い、倦怠感で苦しむ、腹水のある女性(65歳)は、「病院に行くと入院になり、毎日来ますからお願いします」で3週に18回施療しました。主に四肢を動かして2週間後には、顔の黒色が脱色しはじめ、お腹が小さくなり、笑顔が見られるようになり、当初の引き込まれそうな重苦しい雰囲気が花の咲いたような明るい雰囲気に変わって、全快しました。

○    急に老けて肝臓が悪い女性(68歳)は、週2~3回で25回施療して全快しました。主に四肢を動かし伸ばして、正常値の上限の倍あったGOT値、GPT値が22回後の肝機能検査で正常値になり、検査結果が出た25回で終了しましたが、家族や友人から「若くなった」「痩せたんちゃう」と言われたそうです。

○ 肩コリや腰痛、膝の痛み、また、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症なども、“体のゆがみ”を整え、伸びやかな「立ち方」「歩き方」ができると治癒します。

注意!施術者の“良否”の見分け方とは

「私なら、・・」「○○療法なら、・・治せます」には、本当の治癒はありません。施術だけでなく、体の構造や機能の知識、そして、“重力の場”に適合した 「立ち方」「歩き方」のノウハウも不可欠であり、姿勢や動作の癖のない伸びやかな施術者を選びましょう。法律では「医療」、あマ指・鍼灸・柔整の「(狭義 の)医業類似行為」は禁止され、国が定める要件を満たした者が禁止を解かれて免許を与えられ、開業を許されていますが、合法的には「肩凝り、腰痛、・・・ を治せます」と広告できない無資格の施術者が多く存在するので注意が必要です。

 

近年の「学会」発表の概要

「膜構造Fasciaで密閉された軟骨組織」は体を支える“基本的構造”

≪2011年12月3日 第87回日本解剖学会近畿支部学術集会「演題1」で発表≫

kp0010005837.jpg軟骨組織の変化は不可逆的とされていますが、2003年、横浜市立大学・腰野富久名誉教授らにより、変形性膝関節症の荷重の偏りを整える手術で「すり減った軟骨の再生」が報告されました。幼児期には軟骨組織が骨組織以上に体を支え、「膜構造Fasciaで密閉された軟骨組織」が体を支える“基本的構造”であると考えられます。「関節の“滑液”や“ゼリー状の水分が多い軟骨組織”が、なぜ、可動し変形して体を支えられるのか?」を考えると、膜構造で密閉された水の体積

は外圧の変化に不変で、“水”を密閉するFasciaが不可欠です。

「膜構造Fasciaで密閉された軟骨組織」は、“基本的構造”として、耳介などの弾性軟骨を含み、椎間円板や恥骨結合などでは硝子軟骨、線維軟骨が多様に組み合わさり、求められる機能に柔軟に対応しています。

その“軟骨組織”が「なぜ、すり減るのか?」を考えると、「水の滑液、水分が多いゼリー状の関節軟骨、リモデリングする固体の骨組織」を並べてFasciaで密閉した構造に、過剰な圧力をかけ続けると、骨組織との境界部で軟骨の細胞の分裂、増殖する機能が妨げられ、軟骨組織の退化、消失が考えられます。

 日常的に、体を緩めて縮めていると、脊柱の椎骨・椎間円板を密閉するFasciaが弛緩して縮み、脊柱前弯部では椎間円板後方のFasciaが弛緩して後縦靭帯の両側から髄核のヘルニアが起こり、椎間円板は脱水して丈が縮みます。肩を後に退きお腹をへこめて腰を伸ばすと体が伸び、脊柱を密閉する骨膜・靭帯のFasciaは緊張し、加圧で椎間円板中心部の髄核の水が上下に突き出されて脊柱は伸展します。Fasciaで密閉された脊柱は体の伸縮・回旋に対応した構造です。

「膜構造Fasciaで密閉された軟骨組織」は体を支える“基本的構造”として、柔軟に多様に対応して、従来の定説に反して、容易に再生すると考えられます。

「関節」は「膜構造Fasciaで密閉された軟骨組織」のバリエーション”

≪2011年12月3日 第87回日本解剖学会近畿支部学術集会「演題2」で発表≫

kp0010005859.jpg「関節」は、構成する骨の数や運動軸、関節面の形状の分類、運動の種類が記述され、「骨の連結」の<滑膜性の連結>とされていますが複雑な構造の形成過程は不明です。膜構造Fasciaで密閉された「骨の連結」の<軟骨性>と<滑膜性>の連結は軟骨を共有し、軟骨組織の所定部位に骨組織が置き換わる「置換骨」は「骨組織と関節を含む軟骨組織が骨格系」であり、軟骨に滑液の介在した「関節」はFasciaで密閉された軟骨組織のバリエーションと考えられます。

大半の骨の発生は、Fasciaの中に発生した軟骨組織が骨組織に置き換わる 「置換骨」であり、幼児期には軟骨組織が骨組織以上に体を支えることから、「Fasciaで水分の多い軟骨組織を密閉する構造」が体を支える“基本的構造”と考えられ、構造は多様です。水の体積は密閉されると不変で、水あるいは水分が多い<滑膜性・軟骨性>の連結が体を支持するにはFasciaが不可欠です。

 解剖学の骨格系は骨組織の骨のみが器官で、骨の周囲や間隙の組織は「骨の連結」の構造として<線維性・軟骨性・滑膜性>の連結が定義されていますが、<線維性の連結>は本来の骨格系を支持し維持するFasciaの一部で、他の系統・器官を支持し維持するFasciaと血管の外膜や神経の鞘を介して一連です。

 体を支持し可動する本来の「骨格系は、Fasciaに密閉された骨組織、骨の間隙に介在する<軟骨性・滑膜性の連結>の軟骨組織・関節」で、Fasciaに密閉された骨間隙が広いと<軟骨性の連結>の軟骨組織、狭いと<滑膜性の連結>の「関節」になると考えられます。四肢の付属骨格では通常の薄い関節軟骨の間に滑液が介在する「関節」ですが、体幹の軸骨格ではⅠ胸肋軟骨結合や恥骨結合のほか、脊柱の椎骨・(髄核のある)椎間円板との<軟骨性の連結>があり、<滑膜性の連結>の「関節」には長い肋軟骨と薄い関節軟骨の間(:Ⅱ~Ⅶ胸肋関節)、平行する肋軟骨の間(:軟骨間関節)などがあり多様で、骨間隙の軟骨組織に滑液が介在する「関節」は軟骨組織のバリエーションと考えられます。

「線維筋痛症」と“もう一つの系統”について

≪2009年11月25日 第1回線維筋痛症学会「演題14」で発表≫

gf1060148846.jpg医学が誕生して1世紀半。「線維筋痛症」を含む腰痛や関節痛などの筋骨格系の“痛み”、脊柱側弯症などの“体のゆがみ”、膠原病などの原因不明は、医学の根幹をなす構造認識の欠陥、欠落を考えなければなりません。 “系統・器官”の周囲にある、体の支持成分のコラーゲンが主体の筋膜などの《膜》構造Fasciaは、神経終末が密に分布し、人体を構成する系統解剖学の“系統”を支持していますが、神経や脈管の線維被膜を介した全身的な一連のネットワークを形成し、“もう一つの系統”(仮称)「支持身体感覚系」 が考えられます。すると、外傷や手術の後、精神的なストレスから発症するとされる「線維筋痛症」の痛みは、“硬縮”した《膜》構造Fascia の状態の異常を訴えていると考えられます。

骨格系をラップして可動性を獲得し、骨格系の外形をラップし筋を保護しながら可動域を制限してラフでタフな“動く構造体”をつくり、体内の系統・器官を収めていますが、ラップする筋膜などのFasciaにはコラーゲンの圧電現象で呼び寄せたと考えられる神経終末が密に分布し、身体感覚のほか、《膜》構造維持のための快・不快の感受性も高く、筋骨格系の“痛み”が生じるのです。

研究生(1976年~1984年)として人体に触れることができ、「コラーゲンが多い(体重の1/15)のは重要な証」との考えから、Fasciaに焦点を合わせた他動的なストレッチングの「ずり圧」を基本手技とする〝筋膜療法Fa(scia)-ther (apy)〟に行き着き、筋骨格系の“痛み”、脊柱側腕弯症やO脚の“体のゆがみ”の改善に有効な変化を体験しました。寝たきり状態の女性(62歳)のリハビリテーション(1999年から7年間)は、ほぼ全快の後、多発性脳梗塞の診断で終わるまで4度の卒中発作による入退院で次第にレベルが下がったものの、その度に施療で体の柔軟性を取り戻し、《膜》構造Fasciaの状態の異常を解決しました。

再生医療実現のiPS細胞の研究には“細胞の培養技術”が不可欠ですが、「支持身体感覚系」は、地球上に生命体が現れた38億年前の“古代の海”、6億年前の全球凍結解氷後に現れた“(細胞を接着し、細胞群を制御する)コラーゲンを分泌する細胞”の出現に由来する系統とも考えられ、「支持身体感覚系」の機能は、器官系・器官の新生、再生、支持、身体感覚、免疫など、多能です。

 「形・運動・感覚のある“骨格系”の構造について」

≪2007年11月25日 第76回日本解剖学会近畿支部学術集会」演題17で発表≫

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 皮下にあるコラーゲンが主体の筋膜・靭帯などの一連の《膜》構造Fasciaを、徒手で「持続的な張力をかける」「動かす」と、体の意識のレベルが高まり、“体のゆがみ”や神経症状が改善します。筋膜は解剖学では骨格系に属しませんが、筋膜・靭帯・骨膜・腱などを一連の《膜》構造Fasciaと考えると、骨格のすべての骨間隙には可動域の制限が生じて“動く構造体”ができ体を支持できます。

①骨組織 ②関節を含む軟骨組織 ③膠原線維・弾性線維・グリコサミドグリカンなどの密性線維性結合組織で構成する“骨組み”は、骨の連結部が可動する構造だけではブラブラで形がなく体を支持できませんが、①②を③が密にラップして可動する『内側』のラップのほかに、①②が皮下に突出した部分の骨間隙などの可動域を制限する『外側』のラップで、『内』『外』二重の③のラップ構造により体における基本的な位置づけができ“動く構造体”ができます。

“体のゆがみ”での《膜》構造の短縮・過伸展は、持続的な張力で伸展し、姿勢を改めると膠原線維に絡む弾性線維が働いて短縮し、不可逆的とされる軟骨組織の変形も、腰や四肢を伸ばして姿勢を改め、“重力の場”に対応した力を作用させると『内』『外』のラップが整い可逆的に改善することができます。

①②を包む③のコラーゲン主体の《膜》構造で、骨格自身の基本的な“動く構造体”ができ、神経終末が密に分布することで、筋の的確な運動に不可欠な位置感覚が生じ、筋を外力から保護して複雑な負担を減じ、筋の容易な活動の環境をつくっています。骨間隙を大きく多く動かせば温もりなどの快感とともにストレスに強くなり、動きが少ないと冷えや痛みの不快感が生じます。骨格系の構造認識を改めると、“体のゆがみ”“痛み”の不明の解明が考えられます。

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